リモートレッスンで基礎英語⓪:プロローグ
「うちの子、英語の成績が恐ろしく悪い」
これを聞いたら、放っておけないなあ。。。。。
う~ん、パソコンのモニター越しで、
やってみる?
自宅の教室をたたんで別の仕事に就いたけれど、
教室だった部屋にはホワイトボードも教材も、
机もあったので、
仕事の無い日に人数限定で、
こっそり教えていたことも。
最初のコロナ禍で、それも出来なくなって。
うちの教室の卒業生は、
コロナに負けない根性があるようで、
欧米に留学したり就職先を探し始めているくらい、
各自の目標に向かって、
ガンガン進んでいます。
そんな時、
新しい職場で耳にしたのが、
「塾に行かせても英語がひどい点数」
の中学生さんの話。
中学1年と聞いたので、
それならまだ受験まで時間取り戻せるし、
塾で強化してもらえば~と、聞いていましたが、
お母様が隣の席から、聞いてきたのです。
「BE動詞って、形容詞とかと一緒に使うんやんな
~どうも息子に説明が出来なくて」
英検の資格持ちのお母さま、
自分で教えようとしているらしい。
計算用紙に図解(いやいやいや落書きです)をして、
「難しいこと言っても全くの初心者だから、
形容詞ってなに?って感じなんやろ~」
と教えたら、
「息子にそういわれた~泣」
と答えつつ、
お母様の視線は、
私の書いたメモにとまる。
「え」
こんなので良いの?という表情だった。
ええのよ~
教えてきた私だから、言えること。
少しくらい簡単すぎても、
最初のステップは、
小学生英語の基本と同じ。
「本人が理解できるのが最優先で、
簡単な言葉でゆっくり時間かける」
結局これがきっかけで、
7月、8月からしばらく、
マンツーマンレッスンをパソコン越しですることに。
生徒側はタブレットなので、
プリント一つの見え方も違うようですが。
平均点ですら夢の夢だというお子様と、
高校受験に向けて自信をつけてあげたいというお母様と、
パソコンには不慣れでも
対面で子供に教えてきたノウハウはある私が、
タッグを組んで頑張ってみることになりました。
初心者は、こじつけでもいいから覚え方、わかりやすく。
ところがこの生徒さん、実は。。。。。。。