リモートレッスンで基礎英語⑤ 疑問文「ひっくり返す」コツ
毎回、先週、英語のレッスンで何をしたか聞くと、
「全く覚えていない」冗談かなと思って、
少し復習すると、わ~本当にリセットで。
毎回、英語、ゼロからなのに、
毎回、新しいことを教えないと、
定期テスト、点数取れない生徒が、最近、
「英検5級」合格したよ、と。良かったね。
お母さんも根気強く学習につきあってくれるからだよ。
感謝。
いきなりレベルの高い、最近の教科書
小学3年生から、通知表に評価がはっきり出るという、
外国語の教科。
学校やクラス保護者の希望、先生の方針によって、
教えかたも教材の「使い方」もかなり違うそうですね。
定着するなら、何でもいいです。
ただ、
中学の教科書には、
「小学校で学んだ単語」という欄が登場しています。
簡単な数字や身の回りの文房具や、
果物やスポーツ、楽器、曜日やカレンダー上の単語は、
「すでに小学校で学んでいますよね」
という意味。読めるの?書けるの?
「え~」という不満の声が、
お子様達からも、保護者からも、聞こえるような気がします。
うちの息子の頃はまだ「外国語活動」時代で、
ローマ字のテキストしかなくて、
「え?ローマ字って、外国語なの?」
読んだら日本語じゃないですか~汗
リンゴの絵に「RINGO」あかんやろ~と思った私は、
テキストのローマ字の横に、APPLEと書いて、
すべてのローマ字の横に英単語を書きました。
結果。小学校4年生の担任の先生に、
懇談会で、叱られました。
「余計なことは、しないでください」だそうです。
なんだか楽しくなって、
親子で余計に英単語のイタズラ記入を増やしていた(笑)
我が英語教室の生徒たちには、
「あ~また先生、暴れてる」と思われておりました。
いきなり5W1Hが登場する教科書って。
パソコンやタブレットの学習は、
おしゃれでシンプルでいいのですが、
文の中の構造や単語の順番が、
混乱する原因になる子供さんがいます。
もし時間があるなら、教科書の長い文章があるページだけ、
書き写して英訳ノートを作ってみてくださいね。
中学1年でduringプラス期間の名詞、
whileプラス期間の名詞、
while期間含む文章を入れることの違い、
説明しなくてはいけないのは、時期的に早すぎるのでは。
しかもいきなりWH疑問文でしょう、大混乱ですね。
ここからは、ちょっとしたコツが説明に必要になります。
最初の段階で、yes/noの質問分がきちんと定着していないと、
WH疑問文に至らないのに、
生徒たちは、疑問詞の質問文を作れと言われると、
最初から一番下のWH疑問文を作ろうとして、
What she?
なんて驚くミスを書いてしまいます。
何を聞いているのか、
なぜ抜けた単語があるのか、認識ができません。
「ひっくり返さないと、
聞いていることにならない」を何回も説明します。
This is a dog ? など、
肯定文に「?」をつける不正解文が、
回答用紙にたくさん、たくさん、
よく登場します。ここが治って初めて、
WH疑問文に光が差します。
何回も、書いて文章トレーニングをするところなので、
今日は90分くらい、必要かも。
お疲れ様です。