リモートレッスンで基礎英語②:代名詞の一覧表で遊ぶ
レッスンをリモートでするというのは、
不機嫌になったからと言って生徒がその場から離れてしまうと、
なかなか難しいことになります。
何より保護者のヘルプがないと、
丸投げでは困りますとお伝えしています。
画面の前に「貼り付け」させるようなカリスマ教師ではないので(笑)(笑)
代名詞は名前の代理人
赤ちゃんが最初に出会う世界は、
お母さんと自分、
生まれた病院の看護師さんと自分、
お医者さんと自分。
「僕/私」『I』と見つめあう「あなた」『You』との世界。
「私」を含めてたくさんいるグループが「自分たち」
つまり「私たち」の『We』
自分ではない「あなた」を含むグループが
「あなたたち」の『You』
一人一人、各自は名前がありますが、
「あなたはKaglaさんですよね」
「Kaglaさんはどこから来たの」
「Kaglaさんは何曜日に占い師するの」
話の中に文章すべて同一人物の名前が登場すると、
超うざくないですか~
だから、最初にしっかり名前を出したら、
2回目からは、
「あなた」「彼」「彼女」「彼ら」「それら」
だから、代名詞は、
名前を持っているものの簡単な呼び名、
ちょっとした代理の言葉。
一覧表の3人称には物語をつけて覚えよう
昔からよく大きな駅にいると、
見知らぬ外国の方に、
市バスの案内を頼まれて困るのですが~
例えば系統の何番とか、名称がはっきりしたところで、
その話題に絞られると、
市バスや船に「She」をつけるんですよね。
動物もそうです。
オスかメスかが判明したら「She」「He」
判明しないまま話が進む場合は「それ」「それら」
つまり「It」「They」扱いになります。
という話を、
「なんでこんなたくさん、覚えないとアカンの?」
という中学生の素朴な拒否反応に、
少しでも出来る時間が欲しいですよね。
指示代名詞的なモノにも、一覧表をつけておきましょう。
「この本」「この=This」「本=Book」
「私の本」「私の=My」「本=Book」
誰の、どこの、何かという単語のペアが
同じ構造(子供さんには{かお}と言います)
に見えないという生徒が多いです。
綺麗な日本語に訳す必要は無いですが、
漢字一つ、文言一つ、似ている言葉があるときは、
単語のペアでも文章でも、
分解して解説しています。
最終的に仕上げて、
透明下敷きに挟んでもらうのが、
下のような一覧表になります。
ところでお気づきでしょうか。
青で書き込んでいるのが、対応しているBE動詞。
赤で書き込んでいるのが、対応している一般動詞のヒント。
「I am don't」
「They are do.」などと大混乱になるのは、
文章を書くたびにこの表で使い方を確認していると、
自分で間違いに気がつくようになる手助けになります。