自分旅行社 気まま添乗員のひとりごと。

元気になりたい自分探しの旅。

奈良公園、興福寺界隈を歩く旅

気まま添乗員が小さい頃に育った場所、

奈良市北畑菩提町とは、

奈良公園興福寺界隈を指します。

さあ、自分旅行社の架空ツアーへようこそ。

本日日程表は以下の通りです(笑)

パソコン不調のため、

後日編集するところがありますが、

コロナ緊急宣言も含め、気にせずまいりましょう。

 

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架空ウォーキング旅行ですよ


 

1  近鉄奈良駅からスタート。

JR奈良駅近辺に宿泊する皆様、

そこは観光案内所があったり、ホテルがたくさんあったり、

マックスバリュも地下にあったり、便利ですね。

 

なかでも自家天然温泉のある、

きれいで安いビジネスホテルは、よくお世話になります。

 

近所で食料買い出しをして部屋にこもり、

WiFiでアニメや映画を楽しむ。疲れたら温泉。

一人時間を充実させるの最高です。

 

そちらから10分くらい東に歩くと、

近鉄奈良駅

ここからスタートしましょう。

 

商店街側の出口には、噴水があります。

噴水のてっぺんに托鉢僧の銅像

行基さんという方です。

土木作業にも詳しい方で、

奈良のお寺建築や貯水池整備にもその名前が登場します。

 

この噴水は、もう半世紀以上、ここにありますね。

私が小さい頃から、奈良に来るとこの像がお出迎えしてくれます。

 

「もいちどの商店街」「東向商店街」を抜けて、

猿沢池方面に向かうゆるやかな坂道を上がりましょう。

商店街の中は、昔からある店と、

最近増えましたが、

可愛い雑貨を売り出す店とが混ざり合って、

いい感じに面白い街並みでしょ。

 

買物?では今のうちに、

きれいなファッションビルで、トイレを済ませてください。

 

公衆トイレの少ないエリアを散策しますから。

 

2 春日大社に向かう道。

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奈良公園は広い芝生が自慢です
大文字という旅館の跡地

猿沢池を眼下に眺めながら進んだところに、

今はもう一般のコインパーキングになっている、

広大な土地があります。

 

大正時代にオープンした、大文字という旅館があったところです。

経営者の直系は代々女性で、創立者春日大社の氏子と言われています。

昭和中ごろに男性後継者が生まれましたが、

バブル期に贅沢をした彼のせいで、

平成の半ばにつぶれてしまいました。

気まま添乗員の、遠い親戚の話です。

 

歴代女性経営者の何人かは、

どういう遺伝なのかな?

風変わりな能力を持っていたようです。

私も子供の頃、女将さんから、

「ひとだま」を見たこと、

近所で亡くなった人が夜中に「あいさつに来た」のを見たこと、

旅館の古い灯ろうと大正時代に飾っていた鬼瓦が、

「おれたち先は短いなあ」と話す夢を見たことがあると聞きました。

 

私がタロットや夢見に関して少しばかり動けるのは、

この血筋のおかげなのでしょう。

 

猿沢池

大文字の裏手の通りからも出られる位置にある、

小さいカメたちのいる池です。

近くのもう一つの池と、

底でつながっているといわれる古い池で、

昭和の初めに身投げをする人がいたそうです。

 

バブル期には、夏祭りイベントが毎年行われて、

屋台とライトアップでにぎやかになり、

若者グループで踊りながら池の周囲を回るなど、

観光イベントがたくさんあったんですよ。

 

さんさくの石子詰め

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今も昔も、シカは堂々と生きています。

猿沢池から裏道を入ってもいいし、

興福寺裏道から入ってもいいですが、

小さな土の山のようなところに昔は祠があったそうです。

地元の人は、「さんさくの石子詰め」と呼びます。 

 

春日大社使徒といわれ大切にされている鹿。

 

昔、手習い中の男の子が、

せっかく頑張って書いた書道の紙を、

鹿にたべられてしまいました。

男の子は腹を立てて、

文鎮という重い石を鹿に投げつけます。

鹿は、当たり所が悪く死んでしまいました。

 

神様の使いを殺した罪で、

男の子は生きたまま石の山に埋められてしまいます。

それが、「さんさくの石子詰め」の話。

 

今もそこに、鹿と男の子は眠っているそうです。

 

子供の頃はこの話、怖かったです。

その祠の前を通らずに向こうの荒池まで行く散歩コースを、

祖父母と歩いたものです。

 

今はきれいに整備されていて、

そんな雰囲気、まったくなさそうですが。

母親の小さい頃は、祠の格子戸に、

髪の毛を結ぶ人がたくさんいたそうで、

 

うわ~想像したくないですね。

3 一言観音さん

 

猿沢池とは反対側の石垣を登るような道、上ってみましょう。

まさにそこが興福寺の境内です。

五重の塔や宝物館がメインになります。

どうぞ、見てきてください。

 

その間、

気まま添乗員は、秘密のパワースポットに行ってきます。

 「ひとこと観音さん」が、すぐ近くにありますので。

霊験あらたかな観音さんです。

 

来るたびに一つだけ、

願い事をかなえてくださいます。

今日のお願いは、

「みんながニコニコ笑って生きていけるように」

お願いしてきますね。

 

お疲れさまでした。

のんびりしていい場所でしょう、奈良公園は。

 

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飛火野、ささやきの小道、小川の流れるエリアなどにも。

初夏の散策にはもってこいです。

こんなに面白い奈良公園 (とんぼの本)

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