自分旅行社 気まま添乗員のひとりごと。

元気になりたい自分探しの旅。

「ありがとう」の雨の日

してもらったことに「ありがとう」

させてもらったことに「ありがとう」

良縁をくれた人に「ありがとう」

 

なのに気が付いたら、

「すみません」

「ごめんなさい」

と答えていたことがあります。

 

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  • 「ありがとう」を素直に言えなかったこと
  • 「ありがとう」を素直に受け入れられなかったこと
  • 「ありがとう」の記憶をあたたかくキープしよう

 

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  • 「ありがとう」を素直に言えなかったこと

 

 土砂降りの雨の日の記憶。

 

 気まま添乗員は、雨の中のバス移動が苦手です。

 

 団体ツアーでは、

 「わたしゃげんきだよ」とシャキシャキしておられても、

 ご年配の人が足をすべらせて転倒しないか、

 心配。

 

 濡れたカサのせいで、

 お客様の服やカバンが汚れないか、

 心配。

 

 立寄り予定の観光地が、

 この雨で歩き回るの大変か、

 心配。

 

 果てしなく心配が広がるのです。

 

 「恵みの雨なんよ。これで農作物が育つのよ」

  「添乗さんのせいじゃないよ」

 なんて、

 雨降りのバス旅行を楽しんで下さった方々、

 気まま添乗員は感謝しています。

 

 ありがとうございます。

 

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  • 「ありがとう」を素直に受け入れられなかったこと

 

 帰宅途中の通勤バスの中で、

 会社からのカバンやお弁当の袋、

 両手に満杯なのに、

 

 バスから降りたら大雨だった日。

 

 折りたたみのカサを出して、さすまで、

 ガサガサ動いている間に、

 気まま添乗員、濡れネズミとなることは

 覚悟しました。

 

 いつの間にか、

 うしろから、カサをかかげて、

 気まま添乗員をそのカサの下にかばってくれた、

 大学生くらいの背の高いお姉さん、

 「どうぞ、ゆっくりカサ出してくださいね」

 声をかけてくれました。

 

 どなたか存じませんが

 「ありがとう」言えなくてごめんなさい。

 「すみません」て、

 わたし、言っちゃいましたね。

 

 こちらの様子が落ち着いたらすぐに、

 その場から去って行ったカッコイイ後ろ姿。

 

 ありがとう。

 気まま添乗員の日報に、記載しています。

 

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  • 「ありがとう」の記憶をあたたかくキープしよう

 

 教室を開けていた17年くらいの記憶。

 

 生徒たちの年賀状に書かれていた、

 「ありがとう」は様々です。

 

 英語が苦手で中学の授業が悲しくて、

 毎日泣いてお母さんを困らせていた子。

 

 自分だけ、中学のクラスメイト達からおいていかれて、

 できない自分がキライだったと、ぽつりとこぼしていましたね。

 「先生の文法解説は、エエ加減やけど、めっちゃ笑えた」

 「でもちゃんと覚えられた。高校合格できた」

 頑固なこだわりのある、

 いい意味で芯の強いあなただから、

 この先は自分で勉強できるよ。

 

 涙の雨よりも、

 あなたの笑顔が私の報酬でした。

 ありがとう。

 

 両親が数十万円もかけて、

 ネイティブの英語塾に行かせたのに、

 面白くないと言ってやめてきた小学4年生。

 親の期待を一身に受けて、重かったそうです。

 うちの教室に来た時には、

 すねる、ぐれる。そっぽを向く。

 私の目を見て話してくれるまで、2年はかかりましたね。

 

 ご両親の始まりの一歩は、決してムダではなかったでしょ。

 「単語テストより、

  ネットでニュースや映像を見ることを教えてもらえた」

 「英語は教科書と話すためにあるんやないって、

  先生の言う通りやった」

 

 とんでもない。

 英語のシャワーを浴びたのは、

 私のほうだったのです。

 

 あなたに教えてもらったこと。

 頭のいい会話のきりかえし。

 

 小学生の耳の良さ、

 発音のカンペキコピーには、

 ずいぶん楽をさせて頂きました。

 

 ありがとう。

 

 気まま添乗員は、小さいみんなに、

 ほんのちょっとのお手伝いだけ、

 させてもらっただけです。

 

 教室にも介護にも、転職にも、

 深く理解をくれた保護者の皆さん、

 大事なお子様の人生の貴重な時間を、

 何年も、

 私に預けてくださってありがとう。

 

 私の家族のメンバー、

 

 助け合う姿に、「ありがとう」です。

 

 本当ですよ。

 

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世間の風は冷たいけれど

  

 

 

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